ボランティア団体の日帰り旅行で、栃木方面へ行ってきた。
「こころみ学園ワイナリー→足利フラワーパーク(藤棚でも有名)→足利学校の日程で。
一番の目当てはこころみ学園の
ワイナリーで、とても有名なのでご存知の方も多いと思うが、リンク先を見てください。
知的障害を抱える教え子たちやその父母、協力者とともにその中学の先生が作り上げたワイナリーだ。
お邪魔にならぬよう作業風景や貯蔵施設を見学させていただいた。
45度もある山の急斜面を切り開いたブドウ畑は圧巻だった。
知的障害者ならではの真面目さ、粘り強さ、たとえばカラスを追い払うため毎日缶を叩いて、大声をあげて追い払う、不純物が混じっていないかじーっと流れてくる瓶を見つめて見つけ出す・・・来る日も来る日も、そういう単純な作業をひたむきに続けることができる人たちによってこのワインは作られる、という説明を聴いて驚くとともに実に納得した。
上の絵はワインを試飲させていただいたときのもの。
瓶のラベルに園長先生の似顔絵が描いてあった。
「南しんぼう」と書いてあるから、あのイラストレーターの南伸坊氏が描いたと思う。
おつまみがお洒落で美味しかった。
1.ホウレンソウのペーストを載せたガーリックトースト
2.クラッカーにチーズ
3.クルミ
4.ブドウジャム
5.干しシイタケ
6.トマトジュース
ワインは3種類、素敵な雰囲気のブドウ棚の下のテラスで飲ませていただいた。
娘から、買うなら「辛口の赤にして」と言われていたので、私自身はあまりワインのあじは分からないが、試飲させていただい『「園長先生の赤ワイン』というのがおいしかったので、これとブドウ酢、ガーリックトースト、ブドウジャムを買った。
ワインは1600円だった。
帰ってから娘にはおいしいと褒められました(ほっ)。
ちなみに、沖縄サミットのときソムリエの田崎真也氏が目隠しをしてどこのワインか分からないようにして選んだワインがココファームのワインだったそうだ。