「ハヤトウリ」を頂いた。
先日お呂屋さんで数人のおばさんたちが湯船につかりながら「ハヤトウリが・・・」、「ハヤトウリを・・・」とおしゃべりしているのを聞いた。
「へえ、どんなウリだろう」と思っていたら、なんと次の日、勤務先の職員からそれを頂いた。
手のひらに乗る大きさで、色、形、大きさともカリンか西洋梨に似ている。
トウガンのように、煮物でも味噌汁の具でも炒めてもいいし、私は漬物にして食べて、美味しかった。
晩秋ですね。・・・・・私の好きな季節。
ひとり暮らしになると分かってから、少しずつ暮らしの仕方を見直してきた。
まず電気はスマートメーターに替えた。7人家族だったのがとうとう1人になったのでアンペア数を減らした。
次にガス代がを見直した。通っているジムにはお風呂があって(最初に話した「お風呂屋さん」とはこのこと)広くて清潔で満々とお湯があふれている。なので、運動しない日もお風呂だけ入りに行くことにした。
体がぽかぽか温まって、木枯らしが吹きぬける夜道を車で帰るときはほんと、幸せを感じる。そしてガス代が激減した。
そうそう、Jコムや携帯も見直しが必要だわ・・・。
これまで娘が家計の管理をしてくれていたけれど、(恥ずかしながら)自分でするようになって計画が大事ということを痛感した。
保険料や税金その他もろもろ、袋を用意して毎月積み立てて、1年のお金の動きがわかるようにした。
車は来年車検が来るので最後の車検と決め、3年後は免許証を返上しようと決心した。もちろん車はあれば便利だけれど、維持費の他にやっぱり事故が心配だから早めにやめよう、今のところ。
物価は上がっても賃金は下がってている昨今だ。年金生活者のみならず現役世代だってそれは苦しい。政府は年金を物価スライドではなく賃金スライド制にしようとしているらしい。増え続ける社会保障費をどこかで食い止めなければならないのは分かる。けど、首脳が外国へ行くたびに、また外国の首脳が来日するたびに、何億、何十億と気前よく援助を約束するのを聞いていると、どこにそんなにお金があるのかと不思議に思う。
ボランティアをしているサロンに行くと、お年寄りが軒並み「自助」を言われ(これも大切ではあるが)、介護度を減らされていた。一方、子ども食堂や子ども学習援助等の活動をしている友人たちは子どもの貧困が広がっていることを切実に感じている。
社会保障費を節約するのは反対しないが、背後に「自己責任」論があるのではないかと気になる。だって、誰だって年と取るのだし、まして子どもには何の責任もないのだから。
そんなことを考える晩秋の晩です。
そんなこと、と思っていたら、郵便受けに喪中葉書が入っていた。好きな晩秋でもこれは哀しい・・・。