寒い洗面所に花を飾った。
庭に咲いたものばかり。
それより花瓶が珍しいので写真に撮ってみた。
今ではもう作業をなさっているかどうか心配なのだけれど、本業は竹かご、しょいこ、座敷ぼうきなどを作っている方の「作品」だ。
本業以外の手すさびで、中にワンカップ大関の瓶が入っている。
その時すでにお年で、汗をかきながら「もうこんな細かいの作るのは骨だよ」と言いながら1個500円で売ってくれた。
ついでにテーブル上のパンくずを掃くのに小さな卓上ぼうきも買い、20年たっても重宝している。
さて、最近のことと言えば・・・。
◎ 冬季五輪が始まってテレビは忙しいが、政治ショーばかりだし(フィギュア以外は)あまり関心がないのでスルーしながら過ごしている。
そんな時、子供のころ友達だった人が通っていた銀座の小学校でアルマーニの標準服を採り入れるというので話題になった。
公立ということ、義務教育は原則無償ということを考えれば結論はわかっていると思うけれど、何か勘違いするする教育者がいたのね。
事前に保護者の意見を聞いたのかしら。
新しい服を見るとそれほど奇抜でもしゃれているわけでもなく、いたって平凡な印象で私でもデザインできそう?
もしどうしても採り入れたいのなら、校費で購入して児童に配ればよいでしょう。
◎ Mee Too 問題もあった。
アメリカのハリウッドに始まり、あっという間に「Mee Too」と広がったが、フランスのカトリーヌ・ドヌーブさんが異議を唱えてまた複雑になった。
50年の昔「ウーマンリブ」運動が広がった時のことを思い出した。あれから世の中は進歩していることも、進歩しているように見えてそうでないこともあるのだ。
あの頃は私の職場で、女性が元気な意見を言おうものなら年配男性が「早くお嫁に行ったほうがいいよ」など今ならセクハラ大問題になることをよく平気で言っていたものだ。
この言葉自体50年前はなかったのでひとつの進歩と思う。日本ではいくつかの「事件」があるがまだ一般的な大きなうねりには至っていないようだ。
◎ 「あたしおかあさんだから」というのぶみさんの歌が問題になっている。
歌だからそんない騒がなくていいと思うけれど、歌の最後に「個人の感想です」と付け加えればよかったかも。そして「ぼくおとうさんだから」という歌を作ればよかったかもね。
さだまさしさんだって「関白宣言」のあとに「関白失脚」を作っているし。
◎ 最後に、わたくし事では、「要約筆記」の講習に通っている。
聴覚に障害のある方はすべてが手話ができるとは限らない。小さいころからの難聴者はろう学校で手話を学ぶが大きくなってから、または年老いてから耳が遠くなった方は手話より目で文字を見たほうが良いこともあるそうだ。
そこでそういう方たちのために、スクリーンやノートに筆記をして読んでいただくための講座だ。
体験講座なのに7回もあって、講師からは「体験で終わらせないでくださいね」と念を押されている。
しかしこれがなかなか難しい。でも、聴覚障害の方と接する(お話する)のは初体験で知らなかったことばかりでとても勉強になる。
本格的に勉強できるかまだ自信がないので、講習だけは最後まで頑張ろうと思っている。