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晴天曇天雨天も可

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区切りを迎えて

桜が咲くころが亡き連れ合いの命日。

つい先日七回忌法要を営みました。

今年は桜の開花が早く、当日は花吹雪でした。

当時一人だった孫は四人になり、六年の月日の流れを感じます。

遠く離島から来てくれる親戚は

「桜の便りを聞くと、呼ばれているような気がする」とほぼ毎年

お墓参りに寄ってくれます。

あれから私自身は子供たちや周囲の人々との関係の中で

支えたり支えられたりしながらどうにか暮らしてきており、

いま七回忌の節目を無事終えて、この次は六年後か、と

その時はどうしているだろうかと(私に似合わず)少し

感傷的になっています。

とぎれとぎれのこのブログも、おしまいにしたい気持ちでいます。

黙って放置して消えてしまってもいいのでしょうが、

ネット上で触れ合って何かとお心遣いをいただいた方たちには

一言申し上げたいのです。

長い間ありがとうございました。


                   ひろみママ

# by piropiromi65 | 2018-04-05 12:06

羽生勝つ、羽生敗れる

羽生勝つ、羽生敗れる_a0265514_21352111.jpg
「羽生勝つ」、そして「羽生敗れる」

同じ日の新聞のおなじページの見出しを見て、あらら???


つまり羽生選手は優勝し、羽生竜王は藤井君に敗れた、というわけ。

ほんとに素晴らしい羽生選手の演技だった。

ネットでは賛辞が押し寄せているので、私が何も言うことはないが、海外メディアのコメントが興味深かった。

以前も、羽生選手が世界記録を出したとき、イタリアやスペイン、イギリスなどユニークな解説やコメントで面白かったが、

今回は中国の実況がネットに載っていた。

羽生選手について解説者が漢詩を作ったという。

容顔如玉 身姿如松 翩若惊鴻 婉若游龍」(最後の龍は中国文字を変換できなかった)

「容貌は玉のようで、姿は松のよう、飛ぶ姿はオオハクチョウのようで、美しい龍が遊んでいるようだ」と。

五言絶句のような表現だったのだろうか。

素晴らしいわ。二句目の「松」というのは中国ではすらりとした姿の表現らしい。

私は貧弱な誉め言葉しか言えないが、羽生選手のショートプログラムをもしショパンが見たら、

「自分の作った曲をこんなに美しく表現してくれるなんて!」と感動して涙を浮かべたと思う。


もう一つ面白かったのは、新しい言葉を知った。それは「ブロマンス」だ。

羽生選手とフェルナンデス選手の仲が熱い友情で結ばれているさまを、ブラザーとロマンスを掛けてそういうのだそうだ。


最初の写真は〇シリトールガムを買ったとき、おまけにもらったクリアファイルを冷蔵庫の扉に貼ったものです。美しくていいです。



# by piropiromi65 | 2018-02-21 22:40

早く春に

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寒い洗面所に花を飾った。

庭に咲いたものばかり。

それより花瓶が珍しいので写真に撮ってみた。

今ではもう作業をなさっているかどうか心配なのだけれど、本業は竹かご、しょいこ、座敷ぼうきなどを作っている方の「作品」だ。

本業以外の手すさびで、中にワンカップ大関の瓶が入っている。

その時すでにお年で、汗をかきながら「もうこんな細かいの作るのは骨だよ」と言いながら1個500円で売ってくれた。

ついでにテーブル上のパンくずを掃くのに小さな卓上ぼうきも買い、20年たっても重宝している。


さて、最近のことと言えば・・・。

◎ 冬季五輪が始まってテレビは忙しいが、政治ショーばかりだし(フィギュア以外は)あまり関心がないのでスルーしながら過ごしている。

そんな時、子供のころ友達だった人が通っていた銀座の小学校でアルマーニの標準服を採り入れるというので話題になった。

公立ということ、義務教育は原則無償ということを考えれば結論はわかっていると思うけれど、何か勘違いするする教育者がいたのね。

事前に保護者の意見を聞いたのかしら。

新しい服を見るとそれほど奇抜でもしゃれているわけでもなく、いたって平凡な印象で私でもデザインできそう?

もしどうしても採り入れたいのなら、校費で購入して児童に配ればよいでしょう。


◎ Mee Too 問題もあった。

アメリカのハリウッドに始まり、あっという間に「Mee Too」と広がったが、フランスのカトリーヌ・ドヌーブさんが異議を唱えてまた複雑になった。

50年の昔「ウーマンリブ」運動が広がった時のことを思い出した。あれから世の中は進歩していることも、進歩しているように見えてそうでないこともあるのだ。

あの頃は私の職場で、女性が元気な意見を言おうものなら年配男性が「早くお嫁に行ったほうがいいよ」など今ならセクハラ大問題になることをよく平気で言っていたものだ。

この言葉自体50年前はなかったのでひとつの進歩と思う。日本ではいくつかの「事件」があるがまだ一般的な大きなうねりには至っていないようだ。


◎ 「あたしおかあさんだから」というのぶみさんの歌が問題になっている。

歌だからそんない騒がなくていいと思うけれど、歌の最後に「個人の感想です」と付け加えればよかったかも。そして「ぼくおとうさんだから」という歌を作ればよかったかもね。

さだまさしさんだって「関白宣言」のあとに「関白失脚」を作っているし。


◎ 最後に、わたくし事では、「要約筆記」の講習に通っている。
聴覚に障害のある方はすべてが手話ができるとは限らない。小さいころからの難聴者はろう学校で手話を学ぶが大きくなってから、または年老いてから耳が遠くなった方は手話より目で文字を見たほうが良いこともあるそうだ。

そこでそういう方たちのために、スクリーンやノートに筆記をして読んでいただくための講座だ。

体験講座なのに7回もあって、講師からは「体験で終わらせないでくださいね」と念を押されている。

しかしこれがなかなか難しい。でも、聴覚障害の方と接する(お話する)のは初体験で知らなかったことばかりでとても勉強になる。

本格的に勉強できるかまだ自信がないので、講習だけは最後まで頑張ろうと思っている。








# by piropiromi65 | 2018-02-12 15:24

もう2月

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 沖縄から届いた宅急便を開けたら、タンカンというミカンがたくさん入っていた

箱の中には一番上に、カンヒザクラの小枝が2本入っていて、あ、もうあちらではサクラが花盛りなのだと思った。

こちらはなかなか寒さが収まらず、クマさんたちの冬眠がうらやましい。

それで、夜の寒さを紛らすために、「ア○ターエイト」のチョコレートとブランデーをひとくち。

でも今夜はスーパーブルーブラディムーンとかいう皆既月食なので、赤黒い血のような色をした月がぽっかりと浮かんでいるのを庭に出て確かめてきた。

あぁ寒い。また、ひとくちやって、寝ます。



もう2月_a0265514_23121219.jpg

# by piropiromi65 | 2018-01-31 23:22

晴れ着

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早いもので、あっという間に小正月も過ぎた。平穏な一年を、と願ってもそうもいかない日々が続いている。

近くの公園へ行ったら、カモたちが半分凍った池の氷上に乗って羽を休めていた。でも、寒そう~~。


正月早々、成人式の晴れ着を着られない人たちが続出した。ほんとにひどい会社があったものだ。

まさに一生に一度の機会、さぞ悔しかったろうと思う。

そのせいかどうか、新聞などの投書欄に成人式の晴れ着に関する投書をよく見かけた。

祖母、母、娘三代で同じ晴れ着を大事に受け継いで着た人、余裕がないのに晴れ着を作ってもらったと感謝していた人、晴れ着で病床の祖母を見舞った人、またテレビでは車いすの人でも容易に着られる振袖をデザインして喜ばれた人が放映された。女性が振袖を楽しむという思い入れの深さには感じ入った。

なるほど、晴れ着には人それぞれ思いが込められているのだと改めて思った。
そう思いながら晴れ着に(自分的に)あんまり頓着しない自分がちょっと変?まあいろんな考えや感じ方があるからね。

はるか昔の私の成人の時、式には行かなかった。

母は私のために振袖を作ると言ってくれたが、「いらないからお金で頂戴」と答えて叱られた。もちろん両方なし。今にして思えば、着物好きの母のために着てあげて親孝行すればよかったかなとも思う。

こんな私なので、自分の娘の時は「成人式に民族衣装を着る経験をするために晴れ着を作りますか?それとも短期留学しますか?両方は経済的に無理なので」とたずねた。

娘はイギリスへの短期留学を選び、そっちのほうの経験をしてきた。

息子たちの場合はスーツで済んで楽だった。留学もなかったから娘だけ贔屓したことになったけど。

何に思い入れを抱くかはそれぞれの価値観だ。

こんな母娘なので、二人とも事情により婚約指輪はなし。

テレビドラマなどで求婚の時、指輪を差し出す場面を見ると二人そろって「そんなに指輪が欲しいかね」。

ね、母娘で可愛げがないったら・・・。




# by piropiromi65 | 2018-01-17 20:50