ずーっと秋雨前線が長引いて、少しの曇り空、晴れ間、そしてまた台風の気配。
雲の切れ目から顔を出した太陽を信じて、ちょっとの間でもいいからとカバンを干した。
帆布の湿ったトートバッグを庭木の枝にひっかけて乾かし、夕方取り込もうとしたら、中から小さなバッタがぴょんと跳び出してきた。
あ、やっぱり秋なんだわ・・・。
娘にもう一つ幸せが訪れようとしている。
来春 出産予定。どうぞ無事にと願う。
友人から、別の友人と一緒に行くつもりだったさだまさしのコンサートに、その人が行けなくなったので一緒に行かないかとお声がかかった。
以前から一度は行ってみたいと思っていたコンサートだが、調べるといつも売り切れで、テレビで見るだけで我慢していた。
だもんで、大喜びでわくわくしながら出かけた。
会場の東京国際フォーラムのAホールは5000席超。
それが満員だ。
おまけに私たちが座った席は、1階中央近くでなんと前から2列目!
「どうしてこんないい席がとれたの?」と訊くと、友人も「わたしもこんないい席初めて」。
まっさん(さだまさし)は午後6時から2時間45分間、休憩なしで熱演だった。
歌はもちろんトークも笑いに次ぐ笑いで、これもまっさんの人柄がよく表れている。
最後のアンコール曲は「遥かなるクリスマス」。
初めて聞いた歌だが、彼の反戦の思いが響いた。