「羽生勝つ」、そして「羽生敗れる」
同じ日の新聞のおなじページの見出しを見て、あらら???
つまり羽生選手は優勝し、羽生竜王は藤井君に敗れた、というわけ。
ほんとに素晴らしい羽生選手の演技だった。
ネットでは賛辞が押し寄せているので、私が何も言うことはないが、海外メディアのコメントが興味深かった。
以前も、羽生選手が世界記録を出したとき、イタリアやスペイン、イギリスなどユニークな解説やコメントで面白かったが、
今回は中国の実況がネットに載っていた。
羽生選手について解説者が漢詩を作ったという。
「容顔如玉 身姿如松 翩若惊鴻 婉若游龍」(最後の龍は中国文字を変換できなかった)
「容貌は玉のようで、姿は松のよう、飛ぶ姿はオオハクチョウのようで、美しい龍が遊んでいるようだ」と。
五言絶句のような表現だったのだろうか。
素晴らしいわ。二句目の「松」というのは中国ではすらりとした姿の表現らしい。
私は貧弱な誉め言葉しか言えないが、羽生選手のショートプログラムをもしショパンが見たら、
「自分の作った曲をこんなに美しく表現してくれるなんて!」と感動して涙を浮かべたと思う。
もう一つ面白かったのは、新しい言葉を知った。それは「ブロマンス」だ。
羽生選手とフェルナンデス選手の仲が熱い友情で結ばれているさまを、ブラザーとロマンスを掛けてそういうのだそうだ。
最初の写真は〇シリトールガムを買ったとき、おまけにもらったクリアファイルを冷蔵庫の扉に貼ったものです。美しくていいです。