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ツーショット

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ペットの写真を兄が新聞に投稿したら載りました。

小さな犬なのに、背伸びをしたら孫ちゃんと同じくらい大きくなってびっくり。

ほほえましいツーショットになった。


うちの二男が一歳半の孫息子Aを連れて遊びに来た。

話の中で次男が「Aは最近『待つんだよ』と言い聞かせると、待てるようになったんだよ。えらいでしょ」と
言うので
「犬だって待つよ」と言ったら嫌~な顔をされた。

娘にも「そんなこと言うばあちゃんいないわよ」とあきれられた。

しまった。

犬の躾けに成功すれば子どもの躾けにも成功する、と言いたかったんだけどタイミングが悪かったのね。
# by piropiromi65 | 2014-04-30 12:19

バス旅行

先週、バスツアーで長野の高遠城址公園コヒガンザクラと、どうしても見たかった立山黒部アルペンルートに
参加した。

青空に燃え上がる花火のような桜。
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桜は満開、人出も満開。
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コヒガンザクラはソメイヨシノよりやや小さく、ピンクも少し濃い。
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向こうには中央アルプスが見えた!
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次は一転冬景色、黒部ダム。けし粒のような人々がダムの上を渡っていく。
中国、台湾の外国人の観光客も多く、タイ人の観光客は「寒さはワタシタチにとって
エンターテインメントです」とおどけていた。
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ダム湖は結氷していた。風が身を切るように冷たい。
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ここは室堂平というところ。散策ルートが出来ていて、向こうを歩く人々の列に加わって
40分ほど歩いた。右の方に剣岳があるのだけれど雲で見えなかった。
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雪の大谷。サングラスをしないと目を開けていられない。これ娘です。
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バスに乗ってこの雪道を1時間ほども乗るとようやくふもとに着いた。
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秋も素晴らしい景色だと聞いたので、また行ってみたい。
# by piropiromi65 | 2014-04-24 01:25

またひとりちいさい人

 次男の子どもがやっと1歳半になったと思ったら、4日前もうひとり赤ちゃんが誕生した。

二番目も無事に生まれてくれた。兄弟 どうぞすこやかに育ってと、ばあちゃんは祈ります。


婿方のわたしは祈っていればいいけれど、嫁の実家はこれから1ヶ月ばかり産婦と1歳半の男児、赤ちゃん、おまけに飼い犬までやってきてさぞてんてこ舞いになるだろう。すみません。よろしくお願いします。

一般的にみて、お嫁さん方の実家は大変ですね・・・。



赤ちゃんの名前も決まった。素直に読める名前をつけてくれてよかった。ほっとした。


連れ合いが亡くなって三回忌を済ませたばかりだが、こうして命が繋がっていくことに感謝します。


うちには仏壇があり、何基かのお位牌のなかに、まとめて十枚ほどお札が入っている位牌がある。

私の世代からは三代前、孫たちからは五代前の御先祖様の名前のお札が入っている。

戦死したり、お嫁に行かなかったり、1歳で亡くなった子どもなど、子孫を残せなかった人たちのお札も入っている。

会ったことのないその方たちはどんな人生を送ったのだろうと時々思う。

私が夫や義父母から聞いている御先祖様の話を、孫たちには伝えていかなくてはと、今回春休みに遊びに来た孫娘(五年生)にお位牌を見せて、少し話してやった。

お盆の時期に、また子どもたち一家がわが家に集う計画をしているらしいので、義姉も招待して昔のそんなこんなの出来事などをにぎやかにおしゃべりしたいと思っている。
# by piropiromi65 | 2014-04-12 17:37

歌のちから

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「stap細胞」が本当に発見されたのか雲行きが怪しくなった。

論文を取り下げるようで、なんだかなあ・・・。

小保方さんのかっぽう着姿が素敵で、私も愛用している!と絵に描いてみたものの・・・いまひとつ、気持ちが上向かず。なんだかなあ・・・。

小保方さんの研究者生命も危ぶまれているようで、うーーん、頑張って・・・。



さて、私の方は傾聴活動が1年経過した。

今は、認知症の二つの施設とお年寄りサロンでのグループ傾聴、92歳のご婦人の個人傾聴をしている。

92歳の方は車いす暮らしで、多少認知が入っているけれど、お訪ねするととても喜んでしきりに握手したりして接触を楽しむ方だ。

おとといお訪ねしたときは、退屈しないように『歌の絵本ー日本の唱歌よりー』(芥川也寸志・編、安野光雅 講談社)を持って行った。

するとどうでしょう、「うれしいわ」とおっしゃっていっしょに歌を歌って1時間を過ごしたのだ。

載っている歌は ふるさと、朧月夜、茶摘み、夏は来ぬ、など懐かしい歌ばかり。

おまけに安野光雅の挿し絵がついて美しい。

私は歌が苦手だけれど、ベッドわきで声をそろえると、手拍子をうってとても喜んでくださった。

介護施設では職員の方は食事、入浴、排泄の介助で手いっぱい、とてもひとりひとりにゆっくりお相手をする時間はない。

だからベッドで寝たきりのその方は、その日は歌を歌ってとても気分がよさそうだった。


そう言えば義姉はもう80歳になるがいまだに音楽を教えており、ボランティアで介護施設に歌を教えに行っている。はじめは「ふん、歌なんぞ」と言って歌わなかった老人男性が今では歌の時間を楽しみにしていると言っていた。

認知症を少しでも遅らせるのにはいろいろな刺激が必要だが、歌もその一つのようだ。


いっしょに傾聴活動をしている仲間が、「姉が少し認知症が入ってきたけれど、あまり怖くなくなったわ」と言っていた。認知症への理解が進んだから。

こうして遅らせているうちに特効薬が開発されるに違いない。がんと同じようにいま世界中で研究が進んでいるんだもの。
# by piropiromi65 | 2014-03-20 16:55

小さいおうち

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山田洋二監督作品『小さいおうち』をみた。

 前宣伝がにぎやかで、どんなあらすじか大体わかっていたが、主人公の若い女中さんが奥様の秘密を知るきっかけが、思いがけない女ならではの直感で私もどきっとした。これはお楽しみに。


久石譲の音楽がまた、控えめながら映像に合っていて素敵だった。



舞台回し役の青年・妻夫木聡が年老いた主人公・倍償千恵子に、「あの時代はもっと苦しかったんでしょ」「もっと暗かったんでしょ」と何度も尋ねるが、倍賞千恵子は「いいえ、そんなことはなかったわ」とか「考えてもみなかったわ」と首を振るばかり。

確かに今の感覚で言えばそうなのだが、どんな時代にあっても人びとはそれなりに家族の喜びや楽しみ哀しみを今の私たちのように感じながら、日々暮らしていたのだと思う。


そして、ひとくちに昭和と言っても、戦前戦中戦後ではいろんな点で随分違うものだと思った。



奥様役の松たか子のなんと上品で美しいこと。

それに引きかえ、恋人役の吉岡秀隆は、この奥様が夢中になる相手とはとても思えなかったが、徴兵検査で丙種合格なので、ヘナヘナでもまあ仕方ないか・・。

女中役の黒木華(はる)と、年をとってからの倍賞千恵子ははまり役だった。

華さんは外国で主演女優賞をもらっておめでとう!



もし、まだ見ていない方がいらしたら、お薦めです。

 **********原作を読んでみました********

映画と同じように、回想しながら展開していく物語だ。

物語は女中タキの口から語られるが、最終章は若者が秘密を解いてゆく。

秘密を解くと言っても、解決しておしまいではなく、それでもわからないこと、あるいはこうでもあったかと、さらに物語は深みを増してゆく。本のほうもよかった。

小さいながらモダンな家で、ささやかな暮らしを愛していた人々が、時代に押しつぶされていく様子を、山田監督はていねいに描いて、やっぱり映画もよかった。

赤い屋根の家が無かったら山田監督は映像化しなかったのではと思うくらい「おうち」の存在感があった。「おうち」が「実は私から話そう」とでもしゃべりそうな・・。
# by piropiromi65 | 2014-03-05 21:48